ハイテクなはずの日本ではIT技術者が足りなくなってるらしい

ASEAN諸国で言えばシンガポールなんてまさにそんな感じで、ビジネスモデルを考える、とか、何とかコンサルタントとか、そういうひとはごっそりいるの に、実際手を動かしてコードを書く人が少ない。だからデベロッパですといってビザを申請すると即効ビジネスビザが取れるらしい。

どうやら日本もIT技術者が足りなくなってるんだそうだ。もう6年も日本にいないし、自分の周りはIT系が多いし、どこが減ってるんだろう? とか思うくらいまったく実感がないけれど、減ってるみたい。

その代わり、インド人技術者が増加中。IT業界に入ってくるインド人が多いってのもあるし(カーストに縛られない職業だし)さらに、日本のビザがゆるくなったっぽい。そりゃ、ふえる。

ソースをいくつか。超ざっくり意訳。細かいとこはソース行って読んでくだされ。

High-Tech Japan Running Out of Engineers

Universities call it “rikei banare,” or “flight from science.” The decline is growing so drastic that industry has begun advertising campaigns intended to make engineering look sexy and cool, and companies are slowly starting to import foreign workers, or sending jobs to where the engineers are, in Vietnam and India.

「理系離れ」と呼ばれる現象が加速中。とんでもなく凄い勢いで減ってるから、業界はIT系ってセクシーでクールなんだぜキャンペーンをやりつつ、企業は外国人労働者を入れたり、インドとかベトナムにオフショアに出しはじめてる。

Indian techies backbone of Japan’s IT industry

Softbridge Solutions also provides opportunities for Japanese engineers to undergo training in India for two to four months, and major Japanese enterprises are taking advantage of the service. “Everything is in English there. They eat curry from same bowl and return home a lot tougher,” said Yoshida.

ソ フトブリッジソリューションは、日本人エンジニアをトレーニングのためにインドに2-4ヶ月送り込んだりもしてるし、日本のメジャー企業にとって利点も。 日本の現地ではみんな英語だし、ひとつのボウルからみんなでカレー食べるしさ(※これが日本と一緒な感じの利点てことなのかしら 31o5注)。

オフショア? アザーショア? デスマ・サビ残?

私のやっていること(日本の案件をタイでやる)ってオフショア、なんだとおもう。同じことをやっているアメリカ人の友達は、オフショアではなく、アザーショアって言ってる。「オフショア」というと、安く早く、ばかり期待されてペイしない。

アザーショア。オンでもオフでもなくて、どっか別の場所、だから自分とこのルールでできる。それが友達のやり方。

日本の案件は日本的やり方が強くて、完全に「アザーショア」な感じではできないけれど、ここは日本じゃないので、日本のやり方とか、デスマ・サビ残を押し付けるのは無理(そしたらスタッフみんなやめちゃう)。

インドはインド英語・タイはタイ英語・日本は日本語

アドバンテージのひとつである言語。インドはインド人英語だけれど英語が普通に通じる。

中国なんかでは、スタッフ全員が日本語話せるところとかもあるみたい。日本に送り込んでくる場合も、まずは語学研修。日本語できなきゃ日本じゃ働けない。

私はしばらくタイで働いているけれど、大体英語で何とかなる。つまり、英語がわかれば国籍はどうでもいい(タイの法律的に雇うの大変だから結局タイ人スタッフばっかだけど)。インドもそう。

日本は言語の壁があって、なかなか「何人でもいい」とはなりづらい感じだったけれど、そもそも人もいないし、日本人に英語覚えさせるより、インド人に日本語覚えさせてつれてきたほうが手っ取り早いわ、ってなるのもしょうがないのかな、とかおもう。

インドはパワフル

この間、出張でムンバイへ行ってきたのですが、インド人とのミーティングは脳みそふらふらになる。ミーティングが激しいったらありゃしない。

ラップトップ開いてちょっと違うこと、なんてやってたら一瞬で迷子になる。

「誰か」が「しかるべき方向」に「議論」を「まとめ」てくれるだろうというのはまったく通用しない。「自分」が抱いている「疑問」や「確認事項」を「ほかの誰か」も考えていて、質問してくれるだろう、とか、ない。

一緒に問題解決をするためのミーティングでさえ、まるで戦場。負けてられません。

空気なんて読めません。

理系とか文系とか

ちょっと話は飛ぶけれど、中学とか高校の時点で「理系」か「文系」かって決めなきゃいけないのってもったいない気がする。それから、IT系職種は理系のもの、っていう固定観念みたいなのももったいない。

たぶん理系文系の傾向はあるんだと思うんだけれど、理系じゃなきゃいけないってことはないと思う。プログラミング言語だって言語だし。

私は文系コースだったんですが、ブンガクがやりたくて文系だったわけではなくて(ブンガクも好きですけどね)、数学ができなかったから文系、という消去法文系。生物とか好きだし、科学ネタ大好きだし、でも、数学ダメだったので文系に行くしかなかった。

初 めて書いたプログラムは、perlでいわゆる「お問い合わせフォーム」を書いたとき。二十歳の頃か。私はそのとき、ウェブ担当で、もともとはデザイン畑。 デザインからHTML/CSSコーディングまでだけ、やってたのは。それ以前に「動くもの」を書いたのは、JavaScriptでロールオーバーするとか そんなレベル(そのときは手打ちでした)。

で、当時勤めてた会社で、目の前に、C++とかがりがりやっている開発者の人(とっても穏やか で素敵な方でしたわ、うふ)が座っていて、社内システムとか組んでいて、すごいなー、そんなんつくっちゃえるなんて、私文系だしなー、とぼそっといった ら、「プログラムって文系向きだよ」と一言。

ほんじゃ、やってみるか、と、ちょうど作ってるウェブサイトでお問い合わせフォームが必要 だったので、自分で書いてみた(今思えば穴だらけだが…)。書いてみると、確かにこれって言語。これをこうする、もしこうなら、こうする、で、そうじゃな ければこうする、それを書いているだけじゃないの。

で、初めて動いたときのあの喜び! と、と、とださん(そんなお名前だった気がする)! うごいたよっ! というあの喜び。

やっ ぱり自分の専門はフロントエンドなので、プログラムといっても、必要に応じてphpつかってDBちょっと覚えたとか、面白そうだからPythonで Twitterボットかいてみたとか、その程度で、デベロッパではない。でも、あのときの戸田さんの一言がなければ、私は自分で「動くもの」作ってみよう と思わなかったかもしれない。

ということで、「理系じゃなきゃ」っていう発想は、もったいない、とおもう。理系だったらなーとかいう、羨望まじりだけど。

プログラム言語で小説とかかけないかしら。code is poetlyだっけ、詩くらいは書けるな。

思いついたこと

別に国内生産じゃなくたっていいじゃんか、競争ってもんもあるんだし、と、思いつつ、日本から技術者がいなくなって、くちばっかで手を動かさない人だらけになるのも悲しいので。

  • モノ作るって楽しいよーというのを思い出させる
  • プログラミング言語って言語だから文系もいけるとばらす
  • デスマ・サビ残をなくす
  • ていうか残業とかかっこわる、という認識をさせる
  • そのためにはマネジメント能力強化
  • 客を教育する

そんなこんな思いをめぐらしつつ、今日もインド人と仕事。そして今夜インド人の友達(オタク)とチェンマイとびます。#BarcampChiangMai2なのだ。

なにやろ。。。

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